アトピー肌の限定アイテム特別入荷、思わず目移りしてしまう、人気商品があつまっています
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大変お待たせしましたが今日は前回記事、
▶
の続きを書いていきたいと思います!
ハトムギ化粧水の弛まぬ人気のルーツや成分的に共通した特徴などについては
上記の記事に書いていますので是非こちらにも目を通して下さいね!
今回はそれ受けまして、
『既存のハトムギ化粧水で一番オススメの商品はどれ?』
というのを解説していきたいと思います(^o^)ゞ
◎各商品の紹介と価格比較
前回の記事でもちょっと出てきましたが、
今回は以下の7つのハトムギ化粧水を実際に購入してみました!
(右下にあるのはハトムギエキスの化粧品原料です)
結構有名どころなのが、
・ナチュリエ ハトムギ化粧水
・セザンヌ ハトムギ化粧水
・プラチナレーベル ハトムギエキス化粧水
なのかな?と思います。
あと他にも4つくらい商品があります。
もっと詳しく調べるとさらに多いのではなかろうかと思いますが…(苦笑)
今回これは全部Amazonさんを使って購入したので
Amazonでの購入価格を元に単価が一番高いもの~安い物で並べてみました!
一番単価が高いのはセザンヌ、一番安いのはプラチナレーベルということになりました。
つまりクオリティ的にはこの順番になっている可能性が高い…ということなのでしょうか…?
これを確かめるべく、
各製品の特徴について上から順番に見ていきますね!
(※ちなみに、あくまで今回の評価はかずのすけの個人的な基準と感覚によるものなので、各々の好き嫌いがあり、人によってはその評価は分かれると思います!商品の優劣を確実に断言するものではないので予めご了承くださいm(_ _)m)
◎【セザンヌ ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー】の特徴
ハトムギ化粧水の中でも特に人気アイテムのひとつ、セザンヌのハトムギ化粧水。
- 50種類の美容保湿成分を配合
- 無香料・無着色・無鉱物油・アルコールフリー・界面活性剤不使用
- お肌と同じ弱酸性
などのキャッチコピーで人気を博しています。
水、BG、DPG、ハトムギ種子エキス、ソルビトール、ベタイン、アラントイン、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、サクシノイルアテロコラーゲン、ダイズ種子エキス、グルタミン酸、ポリグルタミン酸、ノイバラ果実エキス、レモン果実エキス、アーチチョーク葉エキス、ブドウ葉エキス、クレマティス葉エキス、ローズマリー葉エキス、セージ葉エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、ホップ花エキス、アルニカ花エキス、ゼニアオイ花エキス、カミツレ花エキス、ローマカミツレ花エキス、オドリコソウ花エキス、トウキンセンカ花エキス、セイヨウナツユキソウ花エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、マグワ根皮エキス、シャクヤク根エキス、トウキ根エキス、ゴボウ根エキス、ニンニク根エキス、クララ根エキス、アマチャエキス、スギナエキス、ヒバマタエキス、フユボダイジュエキス、セイヨウノコギリソウエキス、PCA-Na、セリン、リシン、グリシン、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、クエン酸、クエン酸Na、EDTA-2Na、キサンタンガム、(スチレン/VP)コポリマー、メチルパラベン、プロピルパラベン
「50種類の美容保湿成分」というのがまぁ厄介で(笑)こんな感じにとっても長い成分になってます。
「○○エキス」のような成分がこれでもか!と配合されていますね…。
ただ前回も言ったように化粧水に配合されているエキス成分はごくごく微量で、
特に嬉しい効果をもたらすことは殆どありません。
何よりこの化粧水は価格が702円と非常にお求め安いので、
エキスなんかもそんなに高濃度で入れられるわけがありません。
ゆえにエキスはほぼ無視してしまっても良いでしょう(;^^A
化粧水の成分を見る時に重要なのは【主成分】で、
メインに配合されている保湿成分が何なのかの方が後ろのエキス類よりよほど大切です。
ちなみにこの化粧水の場合「ハトムギ化粧水」が3番目に書いてありますが、
エキスはそもそも1%以上入れることはまずありえないので、
ここからは1%以下で順不同で記載ということになります。
(化粧品の全成分表は1%以下濃度の成分は順不同で記載可能)
結局重要なのは最上位の水・BG・DPGです。
ちなみに今回出てくるベース成分は
・BG…低刺激保湿剤でさらっとした質感。敏感肌向け。(最近品薄で価格高騰中。)
・グリセリン…最も低刺激保湿剤でしっとりした質感。敏感肌向け。ニキビ肌には不向き?
・DPG…ややしっと
した質感の保湿剤。敏感肌適正は可もなく不可もなく。普通肌向け。
・エタノール…最もさっぱりした使用感の保湿成分。揮発性による清涼感あり。やや刺激的。アルコール過敏症の人は注意。
の4つくらいです。
(あとでプロパンジオールも出てきますがそれはその時に説明します)
セザンヌハトムギ化粧水はBGベースなので比較的さっぱりした使用感ですが、
DPGもちょい多めに配合されてます。
あと「アラントイン」という成分が配合されていて、これもグリチルリチン酸2Kなどと似た抗炎症作用の成分です。
まぁ化粧品なのでどこまで効果あるかはイマイチなんとも言えませんが…
(個人的には化粧品でもアラントインをガンガン使うのはあんまり好きではないですけど。)
プチプラながら一番お高いのでそこそこバランスの取れた内容かなと思います。
ちなみに「弱酸性」を売りにしてますが、ここにある化粧水は大体弱酸性でした…(^_^;)
あとそもそも化粧水で水溶性成分しか入れなければ界面活性剤は元から不要なんですよね。
ヒアルロン酸とかも一応入ってはいますが、そもそもヒアルロン酸ってそれなりの量を入れればかなり粘性が生じる成分なので…
このサラサラ使用感ではほぼ入っていないんだろうなということも予想できます。
総合すると、凄く良くもないけど凄く悪くもないかなという感じです。
ただエキス類がこれだけ入っているとなんだかちょっと気持ち悪いな…という気もします。苦笑
成分が多ければ多いほど、何かに合わないというリスクはそれだけ積み上がってしまいます。
もうちょっとエキス成分の種類を絞ってシンプルな感じにしてくれた方が嬉しい気もしますね。
◎【ナチュリエ ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー】の特徴
次は「ナチュリエ ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー」を見てみましょう!
水、DPG、BG、グリセリン、グリチルリチン酸2K、ハトムギエキス、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン
セザンヌとは打って変わってとてもシンプルな成分になっています。
この辺は個人的には好印象。
ただしベース成分は「DPG、BG、グリセリン…」となっていますので、
DPG系が苦手な人はあまり好ましくないかもしれません。
(かずのすけはDPGそんなに好きじゃないです。笑)
あと使用感的にかなり水っぽくてシャバシャバの使用感。
ちょっと他の商品に比べて水の濃度が高いような気もします。苦笑
ヒアルロン酸などの保湿成分もないので、そう感じるのかもしれませんね。
後ろの方にですがエタノールの入っているのもあってか、保湿力は低めの印象です。
「グリチルリチン酸2K」は抗炎症成分で、化粧品ですが一応配合されています。
ちなみに防腐剤がメチルパラベンとプロピルパラベンが入っているので、
「パラベンは肌に悪い!」
という人がいますが、
パラベンは最も肌にやさしい防腐剤のひとつと言っても過言ではないので…。。
他の変な防腐剤を持ってこられるよりは絶対パラベン使った方が良いと思います。
ちなみに今回取り上げる商品はほぼパラベン系です。
(あとフェノキシエタノール。いずれも低刺激の成分なので防腐剤の優劣はありません)
これも押し並べて優れているという印象はあまりありません。
◎【Paenna ハトムギ化粧水】の特徴
パエンナのハトムギ化粧水は「ヒアルロン酸」と「ダイズイソフラボン」の2パターンがあるのですが、
ぶっちゃけどっちもほぼ同じなので一緒に見ていきましょう!
▶in ダイズイソフラボンの成分
水、ブロバンジオール、DPG、グリセリン、グリチルリチン酸2K、ナットウガム、ハトムギ種子エキス、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、HEDTA-3Na、クエン酸、クエン酸Na、BG、トリエチルヘキサノイン、ジフェニルジメチコン、フェノキシエタノール、メチルパラベン
▶in ヒアルロン酸の成分
水、ブロバンジオール、DPG、グリセリン、グリチルリチン酸2K、トレハロース、ヒアルロン酸Na、ハトムギ種子エキス、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、HEDTA-3Na、クエン酸、クエン酸Na、BG、トリエチルヘキサノイン、ジフェニルジメチコン、フェノキシエタノール、メチルパラベン
前回「ハトムギ化粧水が白濁しているのは白濁させるためだけにプラスチックポリマーが配合されているからだ!」という衝撃の事実をお伝えしたのですが、
全商品と思ったらこのアイテムだけは違いました。(;^_^)b
「トリエチルヘキサノイン」というエステル系の油性成分と、
「ジフェ
ニルジメチコン」というシリコーンオイルが配合されています。
ミリスチン酸ポリグリセリル-10が非イオン系の乳化剤ですね。
プラスチックポリマーではなく油分を乳化することで白濁させています。
ある意味ではプラスチックポリマーよりは保湿力は高くなりそう。
ただ、ベース成分は
「ブロバンジオール、DPG、グリセリン…」
となっていて唯一「プロパンジオール」という成分が主成分になっています。
プロパンジオールは比較的最近使用されはじめた保湿成分なのですが、
実はまだまだ使用実績が少なくて安全性データなどもかなり不足している成分なのです。
構造的に【PG(プロピレングリコール)】という成分に類似しているため、
やはり性質も似ているのではないかとささやかれていますが…。
実はPGはあまり肌に良くないということで最近はもうスキンケア化粧品には使われなくなっている成分なので、
僕はプロパンジオールもちょっと警戒してます。
敏感肌の人はやっぱりBGベース、グリセリンベースのものを探した方が無難かと思います。
(ちなみにAmazonには別の成分表が載っていて、リニューアルしてプロパンジオールベースになったのだと思います。元々はBGベースだった様子。そっちの方が良かったかも…)
【ダイズイソフラボン】とありますが、成分名には「ナットウガム」とあります。
イソフラボンというと女性ホルモン様作用物質のイメージがありますが、
ナットウガムというと納豆由来の保湿成分でヒアルロン酸みたいな保湿効果を発揮する成分になるはずです。
なので効果的にも両者はよく似ていると思います。
一応僕の肌だとやや刺激感を感じました。。
(プロパンジオールが実は昔からあまり得意ではありません…)
◎【ウテナ ハトムギエキスのボタニカル化粧水】の特徴
水、グリセリン、エタノール、ハトムギ種子エキス、カミツレ花エキス、ローマカミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、ヤグルマギク花エキス、トウキンセンカ花エキス、フユボダイジュ花エキス、BG、PEG-75、イソステアリン酸PEG-25グリセリル、グリセレス-26、クエン酸、クエン酸Na、(スチレン/ビニルピロリドン)コポリマー、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
一応グリセリンベースなんですけど「エタノール」がかなり高濃度。
全部の中で飛び抜けてエタノール系の化粧水。
使ってみると明らかな清涼感があるのでそこそこ入っていそう。
エタノール全然OKの人は良いと思いますが、
敏感肌やアトピー肌にはあんまり合わないと思います(^^;)
成分的にも色々エキスがいっぱい入っているのでセザンヌ同様合わないリスクがちょっとずつ上がってしまうというデメリットもあります。
あと唯一香料入りで、ラベンダー系の芳香があります。
僕的にははっきり刺激も感じる使用感で一番合わなそうだな…と思いました。(ごめんなさい。。)
◎【麗白 ハトムギ化粧水】の特徴
最後2つはなんと1000mL入りの超大容量のハトムギ化粧水です!笑
いずれも非常にコスパが良いです(^_^)b
まずは「麗白」のハトムギ化粧水から。
水、グリセリン、DPG、メチルグルセス-10、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、BG、ヒアルロン酸Na、ハトムギ種子エキス、グリチルリチン酸2K、キサンタンガム、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、PEG-60水添ヒマシ油、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン
こちらはグリセリンベースで、変なエキスもそんなに入っていないし、
メチルグルセス-10、ヒアルロン酸Naなどの保湿成分が最低限配合されています。
抗炎症成分のグリチルリチン酸2Kも配合。
グリセリンらしいしっとり系の使用感で、DPGも多めですが刺激感はあまり感じませんでした。
ただグリセリンベースなのでちょっとべたつく感じが苦手な人は気を付けて欲しいのと、
グリセリンは静菌作用を持たないのでニキビ肌の人は合わない懸念もちょっとあります。
とはいえコスパは非常に良いですし成分面もそんなに悪くはない印象です。
◎【プラチナレーベル ハトムギエキス化粧水】の特徴
水・BG・グリセリン・加水分解ローヤルゼリータンパク・(スチレン/アクリレーツ)コポリマー・ヨクイニンエキス・クエン酸Na・クエン酸・フェノキシエタノール・メチルパラベン
非常に意外な話なのですが、
個人的に一番好きなのはこれでした。笑
Amazonの単価では一番お求め安いのでコスパも一番良いのですが、
成分も現在品薄問題で価格高騰中の「BG」をベースに配合。もう一つはグリセリン。
いずれも低刺激のベースで安心感があります。
使用感的にはザ・BGという感じでさっぱり系。
さらっとしている割には加水分解ローヤルゼリータンパクが保湿成分で、意外と保湿感は持続します。
そして成分があとはハトムギエキス(ヨクイニンエキス)と防腐剤とポリマーとpH調整剤くらいしか入っていないという超シンプルな感じが良いです。笑
グリチルリチン酸2Kみたいな抗炎症剤が入っていないのは少し物足りないかもしれませんが、
そういう薬理成分はむしろ入っていない方が好きに使えるという意味ではメリットとも言えます。
もちろん価格が価格なので
「こんなに凄い成分が入っていて凄くオススメ!!」
とか言うことは出来ないんですけど、
ボディ用の保湿とか朝の洗顔代わりに拭き取り用に使うとか、
メインの化粧水として使うわけではない
大量消費用の化粧水としてはとても良いと思います。
(これは全商品に共通していますが。)
◎ハトムギ化粧水を使ったからと言って肌が劇的に良くなるなんてことはない
というわけで最後になりますが、
SNSなどでよく「ハトムギ化粧水が良い!」みたいな話をちょくちょく目にしますが、
僕の実感としてはこういう化粧水を使ったところで肌に劇的に良い効果があるということはないと思います。
やはり価格も価格なので、製品のクオリティには限界があります。
とはいえ、
価格が高ければ良いというわけではなく
高額の化粧水でも中にはこのハトムギ化粧水より微妙なものがあるのは事実です。
そういうものを適当に使うよりは確かに安心感の高いものが多いのかな?という印象はありました。
特に最後の「プラチナレーベルのハトムギ化粧水」はコスパも最良で、
成分面のシンプルさやベース成分の安心感などは非常に優秀だと思いました。
よくよく調べるとAmazonのレビューでも一番評価が良かったので
使用感にもやっぱり現れているのかな?という気もしますね(^_^)
個人的な不服を述べるのであれば、
ポンプ式なので出すときに周囲に飛び散らないかめちゃ気を遣うという点かな…。笑
というわけで本日は以上!
前編から引き続き大変長くなりましたが、
お付き合い頂きありがとうございました!(^_^)ゞ
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上記の記事に書いていますので是非こちらにも目を通して下さいね!
今回はそれ受けまして、
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◎各商品の紹介と価格比較
前回の記事でもちょっと出てきましたが、
今回は以下の7つのハトムギ化粧水を実際に購入してみました!
(右下にあるのはハトムギエキスの化粧品原料です)
結構有名どころなのが、
・ナチュリエ ハトムギ化粧水
・セザンヌ ハトムギ化粧水
・プラチナレーベル ハトムギエキス化粧水
なのかな?と思います。
あと他にも4つくらい商品があります。
もっと詳しく調べるとさらに多いのではなかろうかと思いますが…(苦笑)
今回これは全部Amazonさんを使って購入したので
Amazonでの購入価格を元に単価が一番高いもの~安い物で並べてみました!
一番単価が高いのはセザンヌ、一番安いのはプラチナレーベルということになりました。
つまりクオリティ的にはこの順番になっている可能性が高い…ということなのでしょうか…?
これを確かめるべく、
各製品の特徴について上から順番に見ていきますね!
(※ちなみに、あくまで今回の評価はかずのすけの個人的な基準と感覚によるものなので、各々の好き嫌いがあり、人によってはその評価は分かれると思います!商品の優劣を確実に断言するものではないので予めご了承くださいm(_ _)m)
◎【セザンヌ ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー】の特徴
ハトムギ化粧水の中でも特に人気アイテムのひとつ、セザンヌのハトムギ化粧水。
- 50種類の美容保湿成分を配合
- 無香料・無着色・無鉱物油・アルコールフリー・界面活性剤不使用
- お肌と同じ弱酸性
などのキャッチコピーで人気を博しています。
水、BG、DPG、ハトムギ種子エキス、ソルビトール、ベタイン、アラントイン、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、サクシノイルアテロコラーゲン、ダイズ種子エキス、グルタミン酸、ポリグルタミン酸、ノイバラ果実エキス、レモン果実エキス、アーチチョーク葉エキス、ブドウ葉エキス、クレマティス葉エキス、ローズマリー葉エキス、セージ葉エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、ホップ花エキス、アルニカ花エキス、ゼニアオイ花エキス、カミツレ花エキス、ローマカミツレ花エキス、オドリコソウ花エキス、トウキンセンカ花エキス、セイヨウナツユキソウ花エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、マグワ根皮エキス、シャクヤク根エキス、トウキ根エキス、ゴボウ根エキス、ニンニク根エキス、クララ根エキス、アマチャエキス、スギナエキス、ヒバマタエキス、フユボダイジュエキス、セイヨウノコギリソウエキス、PCA-Na、セリン、リシン、グリシン、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、クエン酸、クエン酸Na、EDTA-2Na、キサンタンガム、(スチレン/VP)コポリマー、メチルパラベン、プロピルパラベン
「50種類の美容保湿成分」というのがまぁ厄介で(笑)こんな感じにとっても長い成分になってます。
「○○エキス」のような成分がこれでもか!と配合されていますね…。
ただ前回も言ったように化粧水に配合されているエキス成分はごくごく微量で、
特に嬉しい効果をもたらすことは殆どありません。
何よりこの化粧水は価格が702円と非常にお求め安いので、
エキスなんかもそんなに高濃度で入れられるわけがありません。
ゆえにエキスはほぼ無視してしまっても良いでしょう(;^^A
化粧水の成分を見る時に重要なのは【主成分】で、
メインに配合されている保湿成分が何なのかの方が後ろのエキス類よりよほど大切です。
ちなみにこの化粧水の場合「ハトムギ化粧水」が3番目に書いてありますが、
エキスはそもそも1%以上入れることはまずありえないので、
ここからは1%以下で順不同で記載ということになります。
(化粧品の全成分表は1%以下濃度の成分は順不同で記載可能)
結局重要なのは最上位の水・BG・DPGです。
ちなみに今回出てくるベース成分は
・BG…低刺激保湿剤でさらっとした質感。敏感肌向け。(最近品薄で価格高騰中。)
・グリセリン…最も低刺激保湿剤でしっとりした質感。敏感肌向け。ニキビ肌には不向き?
・DPG…ややしっと
した質感の保湿剤。敏感肌適正は可もなく不可もなく。普通肌向け。
・エタノール…最もさっぱりした使用感の保湿成分。揮発性による清涼感あり。やや刺激的。アルコール過敏症の人は注意。
の4つくらいです。
(あとでプロパンジオールも出てきますがそれはその時に説明します)
セザンヌハトムギ化粧水はBGベースなので比較的さっぱりした使用感ですが、
DPGもちょい多めに配合されてます。
あと「アラントイン」という成分が配合されていて、これもグリチルリチン酸2Kなどと似た抗炎症作用の成分です。
まぁ化粧品なのでどこまで効果あるかはイマイチなんとも言えませんが…
(個人的には化粧品でもアラントインをガンガン使うのはあんまり好きではないですけど。)
プチプラながら一番お高いのでそこそこバランスの取れた内容かなと思います。
ちなみに「弱酸性」を売りにしてますが、ここにある化粧水は大体弱酸性でした…(^_^;)
あとそもそも化粧水で水溶性成分しか入れなければ界面活性剤は元から不要なんですよね。
ヒアルロン酸とかも一応入ってはいますが、そもそもヒアルロン酸ってそれなりの量を入れればかなり粘性が生じる成分なので…
このサラサラ使用感ではほぼ入っていないんだろうなということも予想できます。
総合すると、凄く良くもないけど凄く悪くもないかなという感じです。
ただエキス類がこれだけ入っているとなんだかちょっと気持ち悪いな…という気もします。苦笑
成分が多ければ多いほど、何かに合わないというリスクはそれだけ積み上がってしまいます。
もうちょっとエキス成分の種類を絞ってシンプルな感じにしてくれた方が嬉しい気もしますね。
◎【ナチュリエ ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー】の特徴
次は「ナチュリエ ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー」を見てみましょう!
水、DPG、BG、グリセリン、グリチルリチン酸2K、ハトムギエキス、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン
セザンヌとは打って変わってとてもシンプルな成分になっています。
この辺は個人的には好印象。
ただしベース成分は「DPG、BG、グリセリン…」となっていますので、
DPG系が苦手な人はあまり好ましくないかもしれません。
(かずのすけはDPGそんなに好きじゃないです。笑)
あと使用感的にかなり水っぽくてシャバシャバの使用感。
ちょっと他の商品に比べて水の濃度が高いような気もします。苦笑
ヒアルロン酸などの保湿成分もないので、そう感じるのかもしれませんね。
後ろの方にですがエタノールの入っているのもあってか、保湿力は低めの印象です。
「グリチルリチン酸2K」は抗炎症成分で、化粧品ですが一応配合されています。
ちなみに防腐剤がメチルパラベンとプロピルパラベンが入っているので、
「パラベンは肌に悪い!」
という人がいますが、
パラベンは最も肌にやさしい防腐剤のひとつと言っても過言ではないので…。。
他の変な防腐剤を持ってこられるよりは絶対パラベン使った方が良いと思います。
ちなみに今回取り上げる商品はほぼパラベン系です。
(あとフェノキシエタノール。いずれも低刺激の成分なので防腐剤の優劣はありません)
これも押し並べて優れているという印象はあまりありません。
◎【Paenna ハトムギ化粧水】の特徴
パエンナのハトムギ化粧水は「ヒアルロン酸」と「ダイズイソフラボン」の2パターンがあるのですが、
ぶっちゃけどっちもほぼ同じなので一緒に見ていきましょう!
▶in ダイズイソフラボンの成分
水、ブロバンジオール、DPG、グリセリン、グリチルリチン酸2K、ナットウガム、ハトムギ種子エキス、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、HEDTA-3Na、クエン酸、クエン酸Na、BG、トリエチルヘキサノイン、ジフェニルジメチコン、フェノキシエタノール、メチルパラベン
▶in ヒアルロン酸の成分
水、ブロバンジオール、DPG、グリセリン、グリチルリチン酸2K、トレハロース、ヒアルロン酸Na、ハトムギ種子エキス、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、HEDTA-3Na、クエン酸、クエン酸Na、BG、トリエチルヘキサノイン、ジフェニルジメチコン、フェノキシエタノール、メチルパラベン
前回「ハトムギ化粧水が白濁しているのは白濁させるためだけにプラスチックポリマーが配合されているからだ!」という衝撃の事実をお伝えしたのですが、
全商品と思ったらこのアイテムだけは違いました。(;^_^)b
「トリエチルヘキサノイン」というエステル系の油性成分と、
「ジフェ
ニルジメチコン」というシリコーンオイルが配合されています。
ミリスチン酸ポリグリセリル-10が非イオン系の乳化剤ですね。
プラスチックポリマーではなく油分を乳化することで白濁させています。
ある意味ではプラスチックポリマーよりは保湿力は高くなりそう。
ただ、ベース成分は
「ブロバンジオール、DPG、グリセリン…」
となっていて唯一「プロパンジオール」という成分が主成分になっています。
プロパンジオールは比較的最近使用されはじめた保湿成分なのですが、
実はまだまだ使用実績が少なくて安全性データなどもかなり不足している成分なのです。
構造的に【PG(プロピレングリコール)】という成分に類似しているため、
やはり性質も似ているのではないかとささやかれていますが…。
実はPGはあまり肌に良くないということで最近はもうスキンケア化粧品には使われなくなっている成分なので、
僕はプロパンジオールもちょっと警戒してます。
敏感肌の人はやっぱりBGベース、グリセリンベースのものを探した方が無難かと思います。
(ちなみにAmazonには別の成分表が載っていて、リニューアルしてプロパンジオールベースになったのだと思います。元々はBGベースだった様子。そっちの方が良かったかも…)
【ダイズイソフラボン】とありますが、成分名には「ナットウガム」とあります。
イソフラボンというと女性ホルモン様作用物質のイメージがありますが、
ナットウガムというと納豆由来の保湿成分でヒアルロン酸みたいな保湿効果を発揮する成分になるはずです。
なので効果的にも両者はよく似ていると思います。
一応僕の肌だとやや刺激感を感じました。。
(プロパンジオールが実は昔からあまり得意ではありません…)
◎【ウテナ ハトムギエキスのボタニカル化粧水】の特徴
水、グリセリン、エタノール、ハトムギ種子エキス、カミツレ花エキス、ローマカミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、ヤグルマギク花エキス、トウキンセンカ花エキス、フユボダイジュ花エキス、BG、PEG-75、イソステアリン酸PEG-25グリセリル、グリセレス-26、クエン酸、クエン酸Na、(スチレン/ビニルピロリドン)コポリマー、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
一応グリセリンベースなんですけど「エタノール」がかなり高濃度。
全部の中で飛び抜けてエタノール系の化粧水。
使ってみると明らかな清涼感があるのでそこそこ入っていそう。
エタノール全然OKの人は良いと思いますが、
敏感肌やアトピー肌にはあんまり合わないと思います(^^;)
成分的にも色々エキスがいっぱい入っているのでセザンヌ同様合わないリスクがちょっとずつ上がってしまうというデメリットもあります。
あと唯一香料入りで、ラベンダー系の芳香があります。
僕的にははっきり刺激も感じる使用感で一番合わなそうだな…と思いました。(ごめんなさい。。)
◎【麗白 ハトムギ化粧水】の特徴
最後2つはなんと1000mL入りの超大容量のハトムギ化粧水です!笑
いずれも非常にコスパが良いです(^_^)b
まずは「麗白」のハトムギ化粧水から。
水、グリセリン、DPG、メチルグルセス-10、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、BG、ヒアルロン酸Na、ハトムギ種子エキス、グリチルリチン酸2K、キサンタンガム、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、PEG-60水添ヒマシ油、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン
こちらはグリセリンベースで、変なエキスもそんなに入っていないし、
メチルグルセス-10、ヒアルロン酸Naなどの保湿成分が最低限配合されています。
抗炎症成分のグリチルリチン酸2Kも配合。
グリセリンらしいしっとり系の使用感で、DPGも多めですが刺激感はあまり感じませんでした。
ただグリセリンベースなのでちょっとべたつく感じが苦手な人は気を付けて欲しいのと、
グリセリンは静菌作用を持たないのでニキビ肌の人は合わない懸念もちょっとあります。
とはいえコスパは非常に良いですし成分面もそんなに悪くはない印象です。
◎【プラチナレーベル ハトムギエキス化粧水】の特徴
水・BG・グリセリン・加水分解ローヤルゼリータンパク・(スチレン/アクリレーツ)コポリマー・ヨクイニンエキス・クエン酸Na・クエン酸・フェノキシエタノール・メチルパラベン
非常に意外な話なのですが、
個人的に一番好きなのはこれでした。笑
Amazonの単価では一番お求め安いのでコスパも一番良いのですが、
成分も現在品薄問題で価格高騰中の「BG」をベースに配合。もう一つはグリセリン。
いずれも低刺激のベースで安心感があります。
使用感的にはザ・BGという感じでさっぱり系。
さらっとしている割には加水分解ローヤルゼリータンパクが保湿成分で、意外と保湿感は持続します。
そして成分があとはハトムギエキス(ヨクイニンエキス)と防腐剤とポリマーとpH調整剤くらいしか入っていないという超シンプルな感じが良いです。笑
グリチルリチン酸2Kみたいな抗炎症剤が入っていないのは少し物足りないかもしれませんが、
そういう薬理成分はむしろ入っていない方が好きに使えるという意味ではメリットとも言えます。
もちろん価格が価格なので
「こんなに凄い成分が入っていて凄くオススメ!!」
とか言うことは出来ないんですけど、
ボディ用の保湿とか朝の洗顔代わりに拭き取り用に使うとか、
メインの化粧水として使うわけではない
大量消費用の化粧水としてはとても良いと思います。
(これは全商品に共通していますが。)
◎ハトムギ化粧水を使ったからと言って肌が劇的に良くなるなんてことはない
というわけで最後になりますが、
SNSなどでよく「ハトムギ化粧水が良い!」みたいな話をちょくちょく目にしますが、
僕の実感としてはこういう化粧水を使ったところで肌に劇的に良い効果があるということはないと思います。
やはり価格も価格なので、製品のクオリティには限界があります。
とはいえ、
価格が高ければ良いというわけではなく
高額の化粧水でも中にはこのハトムギ化粧水より微妙なものがあるのは事実です。
そういうものを適当に使うよりは確かに安心感の高いものが多いのかな?という印象はありました。
特に最後の「プラチナレーベルのハトムギ化粧水」はコスパも最良で、
成分面のシンプルさやベース成分の安心感などは非常に優秀だと思いました。
よくよく調べるとAmazonのレビューでも一番評価が良かったので
使用感にもやっぱり現れているのかな?という気もしますね(^_^)
個人的な不服を述べるのであれば、
ポンプ式なので出すときに周囲に飛び散らないかめちゃ気を遣うという点かな…。笑
というわけで本日は以上!
前編から引き続き大変長くなりましたが、
お付き合い頂きありがとうございました!(^_^)ゞ
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