ヘパリン類似物質はもう要らない

ヘパリン類似物質はもう要らない

就職する前に知っておくべきヘパリン類似物質のこと

初めにお断り申し上げますが、このブログは特定の商品を宣伝する目的ではありません。

  

空気が乾燥する冬の時期になると、皮膚も乾燥し、肌荒れなどが気になる方も多いと思います。そもそもなぜ、加齢と共に乾燥肌になるのでしょうか?

その原因物質の1つは「ヒアルロン酸」です。

  

  

加齢と共に膝関節が痛くなる人がいますが、あれも関節内のヒアルロン酸が減っているからです。ですから、時々整形外科で関節内にヒアルロン酸の注射をしてもらう人もいます。

  

このヒアルロン酸は食事やサプリなどで補う事ができないため、加齢による乾燥肌はどうしても避けられません。

高齢者ではちょっと擦りむいただけで、表皮剥離を起こす人もいます。残念がら、乾燥肌に対しては対症療法になってしまいます。

  

手洗いの際には、皮膚の表面の皮脂を落とさないためにも35度以下の水で洗った方が良く、また手洗いのたびに保湿剤をつける事が理想です。また就寝時には保湿剤をつけて手袋をした方がいいでしょう。
ですが食器を洗う時や冬場の手洗いは、お湯を使うことが多いでしょうから、どうしても手荒れやぬくもりのない肌が気になる事でしょう。

  

▲出典「2018年版 ご教訓カレンダー」より

  

ではどのような保湿剤を選べばいいのでしょうか?

基本的にどの保湿剤でも、全く使わないよりは使う方が良いには違いありません。

  

成分よりも使用回数が大切なので、尿素やヒアルロン酸の入った保湿剤でも十分ですが、あえて保湿剤を選ぶとしたら「ヘパリン」の入ったものがお勧めです。

  

  

「ヘパリン」は臨床的には抗凝固剤すなわち血を固まりにくくさせる薬で、定期の人工透析の際に使用したり、あるいは血管の中で血栓ができてしまう病気の際に使用します。

  

ヘパリンが入った保湿剤の場合は、表皮だけでなく真皮にも到達し皮膚の潤いを保ってくれます。保湿効果が高いのです。

ただしヘパリンが入った保湿剤は、医師の処方箋がないと手に入りません。これで問題になったのは、「ヒルドイド」の保険適応外処方です。乾燥肌は皮膚の病気とは言いませんし、また美容目的にもヒルドイドは処方できません。

「保険診療」とは、本人の自己負担が1割か3割で、残りは国民がその人の代わりに支払っているわけです。お互い様と開き直るべきでもないですしね。

  

ではどうすればいいのか?

街中の薬局や化粧品店には「ヘパリン類似物質」が入った保湿剤が売っております。

  

  

こちらは医師の処方箋がなくても、買う事ができます。

乾燥肌が非常に気になる方は、こちらを選択する事をお勧めします。

  

繰り返しますが、塗る回数は大いに関係あります。

尿素やヒアルロン酸入りの保湿剤でも手を洗う度に塗る事で、手荒れを防いでくれます。また、効果が高い保湿剤ほど値段が高いでしょうから、お財布との相談になります。

  

#皮膚をいたわる三原則

① 清潔

② 保湿

③ 保護

  

  

尚、基本中の基本ですが、皮膚を大切に扱うことも必要です。

手肌以外は1日に何度も洗うわけではありませんが、お風呂では汚れが気になる所以外は、皮膚の表面の皮脂を落とし過ぎないためにも、さらり程度の洗いにした方がいいでしょう。実は、10~15分ほど入浴するだけで、身体の汚れの80%は落ちます。あの福山雅治も、お風呂で身体を洗わないそうです。知っておいて損はないと思います。

  

最後に余談ですが、私も汚れが気になる所以外はさらりと洗うようにして、福山雅治を目指そうと思いました。ですが、現時点で55歳、既に手遅れなので諦めました。

じゃあ、なぜ写真を2人並べる!!

  

  

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僕は今では基本的には安定した普通の肌状態になってますが、

それでも寝不足とか季節的な影響とか食べ物や飲み物(特にアルコール…苦笑)の影響で

時々アトピーの症状が出たりします。

アトピーというのはあくまで『体質』なので、

いかに症状が収まっていても条件次第ではいくらでも発症しうるものです。

肘の内側とか顔(目回り)とか肌の弱い部分に多いのですが

最近も寝不足続きだったのとお酒を飲むイベントが立て続けにありまして

一時期肌の調子が大分おかしくなりました…(T_T)泣

しばらくお酒を飲まないようにしてしっかりめに睡眠を取るようにしていたら回復しましたがこういう一時的な肌の状態の悪化の際には

僕はお薬を使ってとりあえずの症状を鎮めるようにしています。

『薬には頼り過ぎない方がいい』

というのは常々かずのすけが言っていることですが

それは原因不明の症状を対症療法的に抑えるだけの薬の使用はやめたほうが良い、ということです。

原因が分からなければ薬の使用をやめれば必ずまた再発します。

それを繰り返すうちに薬の使用が長期化して薬の副作用が強く出るようになってしまいます。

しかし肌の調子の悪化の原因さえわかっていれば、

薬で一時的に症状を抑えるうちにその原因への対策をしてしまえばもう再発は起こりません。

今回の場合は『寝不足やアルコールの摂取による免疫低下』だとハッキリしているので、

僕はお薬で対処しますし、実際に再発もありません。

このような正しい薬の使用さえ徹底できれば、

あの悪名高いステロイドといえど心強い味方となります。

というわけで前置きが長くなりましたが、

現在かずのすけがよく使用しているお薬をご紹介したいと思います(^O^)


上から順に説明しますね。


これは「メサデルム軟膏」というやつですね。

以前皮膚科で頂いたものです。

見るからにステロイドのお薬ですが(^_^;)

ステロイドには5段階の強さの分類がありまして、

このお薬は上から2番目の強さ(very strong)のお薬です。

非常に強力な抗炎症作用・創傷治療効果があります。

しかしその分副作用も出やすいので、

皮膚の薄い部分には使ってはいけません。

ちなみに僕はもう殆どコレは使ってません;

これを使うほどの炎症はここ最近はぱったりありませんので。

第一類の医薬品はこれのみです。

次は「ワーボンプラス軟膏」というお薬。

こちらもステロイド配合薬ですが、

配合されているステロイドは『プレドニゾロン(酢酸プレドニゾロン)』というもので

5段階中最も弱い分類(weak)のお薬です。

他にも抗炎症剤のグリチルリチン酸も配合してます。

これは赤ちゃんにも使える!というキャッチコピーで売っているほど優しいお薬なので、

顔とか皮膚の薄い部分にも使用可能です。

かずのすけはステロイドは最近はこれしか使いません。

たま~に出る指の汗疱とかにも効果的ですね!

ただクロルヘキシジン塩酸塩という殺菌成分も入っているので、

やはり使いすぎには禁物です。

基本的に多くても2日に1回くらいしか使いません。

お次は、皆さんもよくご存知の「オロナイン」ですね^^;

ついこないだ「オロナインパックは絶対ダメ!」とか言ってた割に使ってんのかと後ろ指を指されそうですが、

普通に使用する分には効果的な殺菌のお薬なので、

突発的に出来たニキビなどのセルフケアに使えます。

ちなみに有効成分は上のワーボンプラスと同じタイプのクロルヘキシジングルコン酸塩(殺菌剤)ですね。

これも殺菌のお薬なので過度の使用は禁物です。

そしてこちらは最近手に入れたお薬なんですが、

痒み止めの『ムヒ』で有名な池田製薬の「ケアレケア」というお薬です。

本来は女性のムダ毛処理後の荒れ肌を鎮める際に使用するためのお薬なのですが、

非ステロイド薬で基本成分が『ジフェンヒドラミン』(痒み止め成分)と『グリチルリチン酸2K』(抗炎症剤)で

出来たばかりの痒みの強い炎症を抑えるのに非常に有効です。

掻きたくないけど放置も出来ないやつとかありますよね…^^;

実は僕は汗疹…というか自分の汗にかぶれるアレルギー?のような謎の症状がよく出てしまう体質なのですが、

この痒みを抑えるのに非常に良いです。。

創傷治療薬のアラントインも多めに入ってるので掻き傷も治りが早いですし、

何より殺菌剤が入っていないので安心感があります(*^_^*)

パンテノールがちょっと多めなので少し傷にしみるのが気になりますが、

これで沈めた炎症は再発もしにくいので使いやすいですね!

これは有名なお薬ですね、こちらも池田製薬の『ヒビケア』です。

アラントインとパンテノールのお薬で、

手指のあかぎれ治療薬です。

ただ昔使ってたんですが結構微妙で、最近は殆ど使いませんね(^_^;)

これより洗剤使わない&手袋作戦の方がよほど効果的です。


あとはヒルドイドも一応持ってますね!

これはヘパリン類似物質(血行促進)のお薬です。

血行促進して肌の自己保湿機能を促進します。

しかし痒みの伴う炎症に使うとさらに痒みが強まるので、

かずのすけは殆ど使ってません。

使用感もベタつきが強いので、正直苦手なお薬です…(^_^;)

そういえば『プロトピック』というお薬も持ってるのですが、

これも使うとなんだか熱を持って痒みが強まる印象があるので使ってません。

アトピーの治療にはステロイドの次に使われる薬なんですが、
(アレルギーを抑える薬)

そもそも僕の場合はアレルギーのアトピーではないので効かないんでしょうね(´・_・`;)

以上かずのすけの現在持っている(使ってないのも含む)お薬でした!

薬の紹介というか、使い方の紹介に近いかもしれませんね(^_^;)

同じアトピー体質の方など、参考にしていただけたら幸いです。



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